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「スカイラインGTR第二世代デザインについて、、、考えてみるエピソードファイナル」

こんにちは。横浜山手、ヴァルキリーアーチーの鈴木です。今年の夏は7月が梅雨が以上に長く、8月は気温が高い日の連続なので、例年とは違う夏に感じます。さて、本日はスカイラインGTR第二世代デザインについて、お話しさせていただき、最後はR35になります。



こちらは正式名は日産GTRとなり、これまでのスカイラインという冠は外し、第二世代とは全く違う車造り、そして新しい世界を導いたとも言える日産史上、過去最高のスーパースポーツとなっています。性能、デザインともに、これまでの日産の自動車への考え方が、水野和俊氏R35(開発責任者)率いる新しいチーム編成により、劇的に変わったと個人的には感じております。

日産GTRというキーワードを記した場合、多くはサーキットでの速さ、ニュルでのラップタイム、またレースに関する事等が殆どですが、この車両に関しては水野氏独自の「人改革」も同時に行われている事こそが、R35のメカニズムの本質を作っているのは間違いないでしょう。そして、肝心のデザインに関してですが、この車両が2007年にデビューしたときの世間の反応は賛否両論でした。

中でも「性能は一級ながらデザインがもうちょっと」という意見をよく当時は耳にしました。まず、非常にボディ-そのものが大きくなってしまったため、機敏には見えず、美しいシルエット方向ではなく、未来型の軍艦機そのものに私自身は感じていました。

過去、類を見ないフロントフェンダーの造形からAピラーから始まるサイドから見るリアまでのスタイルは、今までにない目新しさを感じさせてくれるものであり、特にフロントグリルはR34スタイルを継承しながらも空力面を考慮し、斜めに倒す方向にせざる得なかった逸話があります。それ以外にも縦長の未来型ライトデザインやGTR伝統のテールランプを取り入れながら、各所のデザインは一般に思われている以上のことをデザインチームは新しい領域に入った成果を成し遂げていると個人的には思いますね。

2007年当時、新車価格700万円台の車ですので、それなりの、ましてや日産のパイオニア的存在ですから、各パーツの例えば、樹脂系のものの質感向上やエアロに対する精密度向上等、また全体的にスタイリングそのものがシェイプアップされていれば、また違った新しい世代のデザインの象徴として活かすことが出来たモデルではないかと考えます。

性能としては、当時のスーパーカーが置き去りに出来るほどのパフォーマンスを誇っており、現ニスモモデルを始め、未だに色褪せる事のないハイ・パフォーマンスな車として2020年現在も健在しています。それほどに、この「GTR」という車は人の心を惹き付ける何かがあるのだと思います。

 これまで、いくつかの文面にて、GTRについてのデザインをメインお伝えさせてもらいましたが、やはり日本を代表する車としてこれまでも、そしてこれからもファンを熱狂せせてくれる車であって欲しいと思います。   

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