にちは。横浜山手、ヴァルキリーアーチのG鈴木です。今回は改めてですが、日本レース界の王者「GTR」に関してのライバルに於いて、お話しさせて頂きたいと思います。 今回は「エピソード1」。
スカイラインGTRと言えば、初代ハコスカKPGC10からBNR32のレースでの活躍により、実力共に知名度、カリスマ性を上げっていった名車です。レースで勝つために作られ、1970年代から、様々な伝説を作り上げっていった希代稀に見るスポーツカー。 また、ハコスカ時代では有名なライバルとして知られているのはポルシェですね。 当時はまだライバルとして言えたかどうかは分かりませんが、1989年デビューのR32GTRの登場こそが国内問わず、世界のライバル達を一気に置き去りにしたと言っても過言ではありません。 実質、R32のデビューによる直接ライバルと言えるのは国内ですと翌年デビューのホンダNSX、マツダRX-7、海外を見てもポルシェは当然となりますが、明らかに、このR32 GTRの性能は他を圧倒していたのは間違いありません。 ※グループAレース三年間の全戦全勝が、すべてを物語っています。 勿論、グループAこそが、この車両を一躍有名にしたことは言うまでもありません。グループAレースの終了後、すぐに日産は新たなツーリングカーレース、GT選手権に参戦しています。 このGT選手権こそが、後の現代のスーパーGTになるのですが、初年度こそ参加台数は3台とまだまだメジャーになるには時間を要していきました。 時代はR32からR33、そしてR34と日産はフルモデルチェンジをしていきます。この時代は、まだ280馬力自主規制がありましたので、大幅な馬力アップは市販の状態では望めないものの、GTR自体はトルクの向上、アテーサの進化、ホイールのインチアップ等で性能の向上を図っていきます。 さて、前置きは長くなりましたが、はたしてGTRにとって真のライバルとは?と言う点です。 これは紛れもなく「ポルシェ」です、と言いたいところなのですが、私の見解は違うところにあります。 それは何故か? これには、そうではない様々な理由が実はいくつか存在します。 次回、エピソード2から細かい要点を含め、市販車とレース観点、そして世界自動車ブランド視点から見た、その理由をお話しをさせて頂きたいと思います。 横浜山手 Valkyrie Archie G鈴木
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